監督は、なんとダイ・ハードの監督だったんですね。
後年、知ってビックリしました。だから、アクションはなかなか見どころあるものだった訳かと不思議と納得もできたりしました。
殺戮者の正体がわからない恐さが、この作品をエンディングまでひっぱっているのを成功させていると思います。
ジャングルへのロケだったとも聞いてこれまた、ビックリしました。てっきりスタジオ内にジャングルをセットで組み立てたのかなと思っていましたし、それにしては、リアルだなとも思っていましたけれど。ロケだったとすると大変な撮影だったでしょうね。
プレデターのクリーチャー・デザインは個性的で秀逸ですね。だからこそ、シリーズ化もされる人気となったのでしょう。
透明カモフラージュも、当時驚きで新鮮でしたね。戦闘装備も画期的でしたし、特に"手術用具セット"には泣けましたね。
レゲエしてる怪奇カニ男のようであり、"宇宙基準"ですからね。エイリアンなんだし、文句ないです。
個人的に好きなのは、最初の遭遇の時に手負いのプレデターがジャングルに逃走する時に、ダッチらのチームがジャングルをなぎ倒さんばかりに全員が派手に撃って、撃って、撃ちまくるシーンですね。<単純すぎるかな?>(笑)
シュワルツェネッガーはイイですね。ターミネーターの次にいいかな?
グレネード・ランチャーつきのM16A1アサルトライフルを腰ダメに構えた格好もキマッています。
終盤は、シュワルツェネッガー演じるダッチとプレデターのガチンコ・バトルですが、ダレはなく興奮できる仕上がりです。
ただ、小型核じみた爆発の中で生き延びられているのは、 生身にもかかわらずプレデターよりはるかに不死身ですよね。
ターミネーターでさえも原型留めていないんじゃないかと?
だからこそ、勝ち残ったといわれれば、一応納得してもいいのかな?
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1987年度作品 ★★★★ [最高は★五つ]
監督 JOHN McTIERNAN 配給20世紀FOX