テレホンカードが数枚出現しましたので、久々近くの電話ボックスからかけてみました。
なんか懐かしく文字通りタイムスリップしたような不思議な気分でした。あの独特の透明ガラスで四方囲まれたプライベート空間も捨てたものではありませんね。
「電話ボックス」といえば、思い出すのは知人のデザイナーのことです。
彼は、真冬に仕事が深夜過ぎて終電逃しをしたとき、電話ボックス内で始発電車が動くまでの間あの密室空間で寒さに朝まで耐えて翌日出社したらしいです。そう笑いながら、語っていました。
今、思うと彼はなかなかに"猛者"だったのだろうと感じます。逆境の時でも、いつもにこやかに微笑んでいる様な人柄でしたから。必ずしも腕力・知力に秀でて長けたものが"猛者"という定義は、的を得ているとは限りませんね。周囲に気を巡らし張りつめた場を穏便に和やかに納められる人も、十分にその資格者ではないでしょうか。
又、テレホンカードの使用回数のある分、たまに電話ボックスからかけてみるつもりです!